足関節捻挫


- 歩くと痛い
- 足首の外側が痛みある
- 足が腫れている
- 歩いているとき関節にぐらつきや不安定感を感じる
足首の捻挫とは??
足関節捻挫(足首の捻挫)は、足首を支える靭帯が過度に伸びたり、部分的または完全に断裂したりすることで生じるケガです。捻挫は、日常生活やスポーツ中に足首を内側または外側に強くひねることで発生することが一般的です。
主な原因・症状について
主な原因
1. 過剰な負荷:不安定な地面での歩行やランニング中に足をひねる。
2. 突然の動き:急停止や方向転換による過度なストレス。
3. 弱い筋力や柔軟性の低下:足首周りの筋肉や靭帯が弱いと捻挫のリスクが高まる。
症状
• 痛み:足首の外側または内側に鋭い痛みを感じる。
• 腫れ:損傷した部位に炎症が起きて腫れる。
• 皮下出血:内出血が起こり、青紫色のあざが現れることがある。
• 可動域の制限:足首が動かしにくくなる。
• 不安定感:足首に力が入らず不安定に感じる。
種類(重症度別)
1. 軽度(1度):
• 靭帯がわずかに伸びている状態。
• 痛みや腫れは軽度。
2. 中等度(2度):
• 靭帯の部分的な断裂。
• 明らかな腫れや痛み、関節の不安定感。
3. 重度(3度):
• 靭帯の完全断裂。
• 強い腫れや痛み、足首の機能不全
応急処置
怪我の応急処置「RICE」法とは?
スポーツや日常生活での捻挫や打撲など、急な捻挫が起きた際に役立つ基本的な処置法です。適切な対応が早期回復の鍵となります。
1. Rest(安静)
捻挫をした部分を動かさず、安静に保ちましょう。無理に動かすと悪化する可能性があります。
2. Ice(冷却)
捻挫の箇所を冷やすことで、腫れや痛みを抑える効果があります。冷却は1回15〜20分を目安にし、直接肌に当てないようタオルなどを使用してください。

3. Compression(圧迫)
包帯やサポーターで軽く圧迫することで、腫れや内出血を軽減します。ただし、締め付けすぎには注意が必要です。
4. Elevation(挙上)
捻挫した部分を心臓より高い位置に上げることで、血流を抑え、腫れを和らげます。
適切な応急処置の後も、症状が改善しない場合や痛みが強い場合は、早めに専門家にご相談ください。当院では、丁寧なケアと最適な治療をご提供します。
足関節捻挫に関連する病名は
足関節捻挫に関連する病名は以下のものも考えられます。これらは捻挫そのものや、捻挫が原因で発生することのある合併症や二次的な問題に関連します。
靭帯や軟部組織に関する病名
1. 前距腓靭帯損傷(ぜんきょひじんたいそんしょう)
• 足首を内側にひねった場合に最も損傷しやすい外側靭帯の一部です。
2. 踵腓靭帯損傷(しょうひじんたいそんしょう)
• 前距腓靭帯に次いで損傷しやすい外側靭帯。
3. 三角靭帯損傷(さんかくじんたいそんしょう)
• 足首を外側にひねった場合に損傷される内側靭帯。
4. 足底筋膜炎(そくていきんまくえん)
• 足のアーチに過度な負担がかかることで炎症が起きる疾患で、捻挫後の歩き方の変化により発症することがあります。

骨や軟骨に関する病名
1. 外果骨折(がいかこっせつ)
• 外くるぶし(腓骨の末端)が骨折すること。捻挫と併発することが多いです。
2. 内果骨折(ないかこっせつ)
• 内くるぶし(脛骨の末端)の骨折。
3. 距骨骨挫傷(きょこつこつざしょう)
• 足首の骨(距骨)が圧力で損傷を受けること。
4. 骨軟骨損傷(こつなんこつそんしょう)
• 捻挫により関節内の軟骨が傷つくことがあります。重度の場合は骨軟骨剥離(離断性骨軟骨炎)に進行することも。
神経に関する病名
1. 腓骨神経損傷(ひこつしんけいそんしょう)
• 捻挫や外力によって腓骨神経が圧迫され、しびれや麻痺が生じることがあります。
2. 足根管症候群(そくこんかんしょうこうぐん)
• 足首の内側を通る神経(後脛骨神経)が圧迫される状態で、捻挫後の腫れや炎症が引き金となることがあります。
慢性的な状態や後遺症
1. 足関節不安定症(あしかんせつふあんていしょう)
• 繰り返し捻挫を起こすことで、靭帯が緩んで慢性的に足首が不安定になる状態。
2. 足関節炎(あしかんせつえん)
• 捻挫による関節の損傷が原因で、炎症や変形性関節症が発生することがあります。
3. 慢性足関節痛(まんせいあしかんせつつう)
• 怪我が完全に治癒しない場合に生じる長期的な痛み。
4. 滑液包炎(かつえきほうえん)
• 捻挫後、足首周辺の滑液包(関節のクッションの役割を果たす袋)が炎症を起こすことがあります。
注意: 症状が軽度の場合でも、見逃された損傷や適切に治療されなかった場合はこれらの病態に進行する可能性があります。専門医による診断を受け、適切な治療を行うことが重要です。
i-care 整骨院亀有北口の治療アプローチ
亀有院では、足捻挫の症状に対して以下のような施術を行っております。
詳細な問診と検査
患者様、症状の原因や体の状態を丁寧に確認し、最適な施術プランを提案いたします。
手技療法・物理療法
筋肉の緊張をほぐし、血流を改善するための手技療法や温熱・冷却療法を組み合わせた施術を行います。(当院オリジナル全身整体、ハイボルト療法)
生活指導・再発防止アドバイス
ご自宅で実施できるストレッチや生活習慣の改善点について、具体的なアドバイスを提供いたします。
(アクティブストレッチ・テーピングなど)
当院での捻挫に対する施術の流れ
-
カウンセリングと圧痛・可動域などを検査で状態をしっかり把握します
まずは、どのようにしてケガをしてしまったのか?今ある症状についてカウンセリングと検査を行います。
その上で、練習方法や身体の動かし方、姿勢などを把握していきます。
当整骨院は、痛いところだけを焦点に施術して終わり、ではありません。根本の原因にアプローチすることで、ケガを再発させず、ケガをしにくい身体へと整えていく事が出来るのです。
また、カウンセリング時には施術計画や、お客様の目標や理想、期間などを一緒に決めていきます。ご納得していただいた上で、施術へと移ります。
「早く部活に復帰したい!」、「学校帰りに通えるかな?」など、このような心配事や不安な事は、お気軽にご相談ください! -
症状に合わせた施術・電気療法・テーピング
痛みや炎症が起きている場合はまず、それらを取り除きます。(ハイボルト・超音波など)
その後、緊張している筋肉をゆっくりと、ほぐしていき、血流を整えていきます。
ケガをかばっていた身体は、自然と歪んでしまっている場合があるので、骨盤や姿勢を矯正しながら、お身体全身のバランスを整えていきます。
必要にテーピングを処置していきます。 -
ケガをしにくい身体作りなどアドバイスします
施術以外にも、ケガをしにくい身体作りなどアドバイスさせて頂きます。
私たちは、「ケガに悩まされない!」「自分の身体としっかりと向き合いたい!」
そのように思われている方をサポートします!スポーツのケガや不調ならお任せください!